今回里山カフェの会場となっている旧家近くには、
松尾芭蕉がこの関所を通って山形へ向かったという
「尿前の関」跡があります。
「なるごの湯より尿前の関にかゝりて、出羽の国に越んとす。此路旅人稀なる所なれば、関守にあやしめられて、漸として関をこす。(おくのほそ道)」
ちなみに尿前(しとまえ)という変わった地名は、
もともとアイヌ語の「shito mae(尾根が連なる+あるところ=尾根が連なっているところ)」という意味の地名に、後に倭人が漢字を当てたと言われています。
お時間のある方は、ぜひお茶のあとに立ち寄って、
松尾芭蕉の旅路に思いを馳せてみてくださいね^^